プロのトリマーさんによるシャンプーセミナーに参加してきました。
当方では日頃、歯磨きについて
「誰でもできると思われているけど、実はできていない」
と示唆していますが、シャンプーも同じようなことが言えると思うのです。
シャンプーの成分は?
効果は?
安全性は?
毛や皮膚に与える影響は?
シャンプーとコンディショナーの関係は?
望ましい洗い方は?
保湿は?
皮膚にトラブルがある場合は?
など、考えてみれば考えるべきことはたくさんあるのです。
それなのに日頃「なんとなく」「できている気になって」行っているのは、
日常の中で当たり前になっている、誰もがする特別ではない作業であることと
多少ダメージを受けても肌は回復するし、毛もまた生えてくると、
取り返しがつくような気がするからではないでしょうか。
(この点は歯や歯磨きとは違いますが、昔は
「乳歯はまた生えてくるから虫歯になってもいい」と放置された時代がありました。)
でも、乳歯の虫歯が口腔内の環境や後続の永久歯に大きな影響を及ぼすように、
肌や毛へのダメージも軽視するべきではありません。
もの言えぬパートナーなら尚のことです。
なので、プロのトリマーさんはどのようにシャンプーをしているのか
機会があれば一度学んでみたいと思っていたのです。
プロのトリマーさんによるシャンプーは
思った通り「目から鱗」で
ああやはり、できているつもりだけれどできていなかったとか、
もっと良いやり方があったということを気付かせてくれました。
それにしても、なんの分野でもプロの技術は
「おおーすごーい!!」°˖✧(Φ∀Φ)✧˖°
と感激して目が輝いてしまいますね。
そして早速、蓮をシャンプーして実践。
蓮「なんか、見様見真似感がすごいんだけど?」
気にするでない。
あらゆる「まなび」は「まねび」、つまり真似すること、模倣から始まるのだ。
どうだね。泡立てるのが少しは上手になったでしょう?」
プロの方法(の真似)でシャンプーをしてみましたら、
私の従来の洗い方よりも蓮が気持ちよさそうで、
仕上がりも被毛がよりふんわりやわらかく、汚れはしっかりきちんと落ちている感じになりました。
以前よりも被毛にダメージを与えないで洗えたためかと思います。
何の世界においても
理論と経験に基づいた正しい方法を身に付け、
そこで止まらずにより良い方法を求めていくのは大切なこと、と
再度実感したのでした。